鴉と白鳥

amazarashiの「境界線」シングルが発売されていることをすっかり忘れていて、
先日Apple Musicでダウンロードして聴いたんだけど、
カップリングの「鴉と白鳥」がやばかった。
マジでやばい。
2021年ベストソングでしょこんなん。

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YouTubeプレミアム入ってる人なら多分↑から聴けるからホント聴いてほしい。
音楽系サブスクライブしてるなら多分そこからでも聴ける。
これ歌詞。

amazarashi 鴉と白鳥 歌詞 - 歌ネット

除け者の鴉と白鳥が出会い別れる物語。
アイデンティティとは何なのか。普通とは何なのか。
生まれ持った色に苦しめられる人生とは。
それでも生きる自分とは。
うあああああああああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおお

二番サビの
「その羽根が白く空にはためくのは
故郷の雪景色の天鵞絨(ビロード)を纏うから」
この歌詞やばいってぇええ
美しいよほんと。

一番いい!と思ったのは、
鴉は黒い自分を誇るんだけど、最後の描写は白鳥で終わるところ。
そうだよねぇえええ故郷に帰る旅の途中で同じ痛みをもった人と出会って
別れてまた旅に戻ったんだなぁああああもおおおおおおおお

これ、物語が持つ意味は人によって変わるから歌詞を解釈して解説するようなことは野暮だと思うんだけど、
白鳥は、白鳥か、もしくはアルビノの鴉の可能性もあるなと思っていて、 アルビノの鴉なら目玉が赤色なのも納得できるんだよね。実際白鳥って瞳赤くないからね。
そう考えると環境によって普通か除け者かが変わるっていう境遇にも当てはめやすいんだよね。
でも白鳥が最後の歌詞の通り、泣き腫らして目玉が赤いって考えれば別に白鳥なんだよね。
白鳥だって鴉がたくさんいる場所にいたら除け者だろうし。
ここらへんは解釈の余地だと思うんだ。
「ここにいるべきじゃないよ もっと相応しい場所があるよ」ってどんな気持ちで白鳥は言ったんだろうなぁ

この曲の根底には「名前」って曲にも通ずるものがあると思っていて、
つまりは環境や見方によってその人がどんな人に見えるかいくらでも変わるって事で、
その中で自分は自分自身の何を信じれば良い?何を芯に生きればいい?ってところで、
生き方のアドバイスじゃないけど、その鱗片のようなものを歌詞に少し織り交ぜてあるんだよね。
はーあもう「名前」も最初聴いた時衝撃だったけど今回の「鴉と白鳥」もやべーっすわもう。あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

Apple Musicで聴いてたけど高音質で聞きたくなったのでCD+Blu-Rayも買いました。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお